最適なECプラットフォームを
選ぶための比較ガイド
CS-CART / EC-CUBE / Shopify
EC PLATFORM COMPARISON
ECサイトを立ち上げる際に選ばれる代表的な3つのプラットフォーム、CS-CART(シーエスカート)、EC-CUBE(イーシーキューブ)、Shopify(ショッピファイ)を徹底比較します。
導入コスト・機能・運用方法・カスタマイズ性など、目的別に選びやすいようにわかりやすくまとめました。
EC Platform of Choice
あなたのECビジネスに
最適なプラットフォームを見つけよう
ネットショップを始めたい方も、すでにECを運営している方も。
CS-Cart、EC-CUBE、Shopifなど主要サービスを比較し、“単店舗型” から “モール型(CS-Cartマルチベンダー)” まであなたのビジネスに最適な形を見つけられます。
プラットフォーム選びが成長の第一歩
これからECを始める企業や事業者にとって、最初のハードルは「どのプラットフォームで始めるか」という選択です。
多くの場合、この選択が後の運用コスト、機能拡張のしやすさ、さらには顧客体験に直結します。
日本のEC事業者にとって代表的な3つの主要プラットフォームを比較します。
- CS-CART:長期運用コストを抑えやすい買い切り型
- EC-CUBE:国内向けの商習慣に強く、自由度が高いオープンソース
- Shopify:スピードとシンプル運用に優れたクラウド型
また事業が成長し、モール型に発展する可能性がある場合のオプションとして、CS-CARTのモール版もございます。
3つのプラットフォームから考える理由
EC構築の選択肢は増えていますが、最初の比較対象としてこの3つが定番となるのには理由があります。
- 導入実績と安定性が高い
- ドキュメント・サポート・開発パートナーが豊富
- 単独店舗から始められ、規模拡大にも対応できる
これらは「最初に迷うポイント」を網羅しやすく、企業規模やフェーズに応じて違いが明確に出るためです。
Cost Comparison of EC Platform
シンプルなECサイト構築時の初期費用比較(2025年時点)
プラットフォーム |
CS-CART |
EC-CUBE |
Shopify |
初期費用の目安 |
約22万円(税込) |
10〜30万円程度(外注時) |
0〜3万円程度 |
内訳 |
本体ライセンス費、初期設定サポート等 |
デザイン、導入開発費 |
テーマ購入、初期設定代行など |
備考 |
機能充実・買い切り型でランニングコスト少なめ |
自社開発なら0円から 外注の場合は費用発生 |
本体無料、運用は月額課金 最小構成なら0円でも可能 |
プラットフォーム概要
項目 |
CS-CART |
EC-CUBE |
Shopify |
利用タイプ |
ソフト買い切り |
無料ダウンロード+開発 |
月額制クラウド型 |
初期費用 |
約22万円(本体ライセンス) |
0円(開発費は別途) |
0円(14日無料トライアル) |
月額料金 |
なし(自社サーバー) |
なし(自社サーバー) |
約5,000円〜60,000円(プラン制) |
サポート |
国内サポートあり(有償) |
コミュニティ中心 |
Shopify社による英語/一部日本語サポート |
保守・アップデート |
自社で対応 or 更新契約 |
自社で管理 |
自動アップデート |
基本機能比較
機能 |
CS-CART |
EC-CUBE |
Shopify |
商品登録・管理 |
◎ |
◎ |
◎ |
注文・顧客管理 |
◎ |
◎ |
◎ |
デザイン編集 |
◎
(レイアウトエディタあり) |
△
(コード編集が基本) |
◎
(テーマビルダー) |
決済手段 |
◎ (50種以上) |
△ (少なめ/拡張必須) |
◎ (Shopify Payments他) |
配送管理 |
◎ (リアルタイム連携) |
△ |
◎ |
クーポン・ポイント機能 |
◎ |
△ |
◎ |
多言語・多通貨 |
◎ |
△(開発必要) |
◎(標準搭載) |
マルチベンダー(出店型) |
◎(Multi-Vendor版) |
✕(開発必須) |
△(難あり) |
選定の考え方
- まず売ってみたい・早く立ち上げたい → Shopify
- 国内商習慣に合わせたい・自由度を確保したい → EC-CUBE
- 長期運用・拡張性を重視したい → CS-CART
この3つを比較することで、自社の現状と優先課題に合った方向性が見えてきます。
Features and Demerit of Each Platform
各プラットフォームの特徴とデメリット

-
# CS-CARTの特徴
- 管理画面やレイアウトがわかりやすく、すぐに販売開始が可能
- 高機能な商品フィルタやマーケットプレイス機能(Multi-Vendor)あり
- 初期費用は高めだが、長期的なランニングコストは低い
# デメリット
- 最初に約22万円のライセンス費が必要
- カスタマイズや大規模対応には追加開発費がかかる
- サーバー管理や保守は自社対応が基本

-
# EC-CUBEの特徴
- 完全無料で始められるが、開発スキルが必要
- 独自業務やシステム連携に強く、日本企業の商習慣に対応しやすい
- 高い自由度と拡張性を備えているが、保守管理は自己責任
# デメリット
- 初心者には難しく、開発会社への依頼が前提になりやすい
- セキュリティ・アップデート対応を自力で行う必要あり
- 高機能を求めるとカスタマイズ費用がかさむ

-
# Shopifyの特徴
- サーバー管理・保守不要で、誰でもすぐにネットショップを開設可能
- アプリ連携が豊富で、SNS・モバイル対応も強力
- 越境ECやサブスクモデルにも対応しやすい
# デメリット
- 月額料金+アプリ利用料などで運用コストが累積しやすい
- 独自開発や大幅なカスタマイズは制限がある
- データベースや細かいシステム連携は制限されることがある
How to Choose an EC Platform
おすすめプラットフォームの選び方
ニーズ・条件 |
最適なプラットフォーム |
すぐに販売を始めたい |
 |
初期費用を抑えつつ自由に作りたい |
 |
長期運用を見据えてしっかり構築したい |
 |
マーケットプレイス型ECを展開したい |
 |
技術チームがある/外注できる |
 |
海外販売・SNS販売をしたい |
 |
成長フェーズでの拡張オプション:CS-CARTモール版
初期フェーズでは単独店舗型で始めても、
将来的に複数の出店者を集めたモール型ECを検討する企業が増えています。
ここで有力な選択肢のひとつになるのが、CS-CARTのMulti-Vendor(モール版)です
- 出店者管理・手数料計算・承認フローを標準装備
- 自社ブランドのモールをスムーズに構築可能
- 長期的にはクラウド型よりもランニングコストを抑えやすい
ただし、最初からモール型を選ぶ必要はありません。
CS-CARTでスタートしておけば、後からモール版へ拡張しやすいという点が魅力です。
最初の一歩を踏み出すために
- 今の事業フェーズと目的を明確にする
- 3つの主要プラットフォーム(CS-CART / EC-CUBE / Shopify)を比較し、自社に合う方向性を決める
- 将来モール型に発展する可能性がある場合は、CS-CARTのモール版を視野に入れる
この流れで考えれば、初期導入から長期的な成長までの“道筋“が見えやすくなります。
About This Page
このページは、企業・店舗が自社の戦略やリソースに応じて最適なECプラットフォームを選ぶための判断材料を提供することを目的としています。
より詳細な導入事例、費用試算、個別の要件をご希望の場合は、お問い合わせください。
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